リアル過ぎた夢の話
その廟(びょう)には、何か悲運の人生を遂げられたどこかの姫様が祀られておりました。
そこには人気は無く、姫様のお姿の像とその他門番やらその姫様に御仕えする者達の
沢山の像があるだけでございました。
私がその廟を訪れるのはこれが二度目で、
前回も、今回も何か言いようの無い異様なものを感じておりました。
それはね、深い悲しみと、風のような「来るなー」といううなり声なんです。
来るなー、来るなー、来るなー、、、、、、、
私はそれでも観音印を結び呪文を唱えてその像達の悲しみを癒そうとしておりました。
そしてその木の門を一歩二歩入った時でしょうか。
空気が硬く冷たい塊となって「来るなといったろうがー」という声と共に叩きつけられて来たのです。
それは険しい顔をした門番の像でございました。
ごめんなさいごめんなさいごめんなさい。
そう言いながら私はすぐにその門を出たのですけど、
そこに一人の老人の像が姿を現しまして、私について来なさいと言うのです。
廟の中に案内して下さるというのです。
そして再び門の中に入り奥へ奥へと進んだのですけど、
今度は門番も何も言わず、「来るなー」の風の声も聞こえませんでした。
そして沢山の像の前でその老人の像に姫様の悲しい出来事のことを教えて戴いたのです。
そうして時間を掛けて祈り像の悲しみを癒して来たのですけど、
帰る時には沢山の像に見送られまして、
また訪れとも良いかと聞きますと、来て下さいと言って下さって、
敵の少ない人、とお褒めの言葉を戴きまして、その廟を後にしたのです。
姫様の悲しい出来事のことははっきりと覚えてはいないのですけど、
こんな夢を見たのです。
今しがた、つい先ほどのことなんですけど。
そこには人気は無く、姫様のお姿の像とその他門番やらその姫様に御仕えする者達の
沢山の像があるだけでございました。
私がその廟を訪れるのはこれが二度目で、
前回も、今回も何か言いようの無い異様なものを感じておりました。
それはね、深い悲しみと、風のような「来るなー」といううなり声なんです。
来るなー、来るなー、来るなー、、、、、、、
私はそれでも観音印を結び呪文を唱えてその像達の悲しみを癒そうとしておりました。
そしてその木の門を一歩二歩入った時でしょうか。
空気が硬く冷たい塊となって「来るなといったろうがー」という声と共に叩きつけられて来たのです。
それは険しい顔をした門番の像でございました。
ごめんなさいごめんなさいごめんなさい。
そう言いながら私はすぐにその門を出たのですけど、
そこに一人の老人の像が姿を現しまして、私について来なさいと言うのです。
廟の中に案内して下さるというのです。
そして再び門の中に入り奥へ奥へと進んだのですけど、
今度は門番も何も言わず、「来るなー」の風の声も聞こえませんでした。
そして沢山の像の前でその老人の像に姫様の悲しい出来事のことを教えて戴いたのです。
そうして時間を掛けて祈り像の悲しみを癒して来たのですけど、
帰る時には沢山の像に見送られまして、
また訪れとも良いかと聞きますと、来て下さいと言って下さって、
敵の少ない人、とお褒めの言葉を戴きまして、その廟を後にしたのです。
姫様の悲しい出来事のことははっきりと覚えてはいないのですけど、
こんな夢を見たのです。
今しがた、つい先ほどのことなんですけど。
by yskfm
| 2011-05-19 05:21
| 第二部、夢