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いじめの原因

いじめについて、様々な著名人がご自身なりの意見を発言し始めましたね。
ですから、私も発言しなくてはいけないかなと思いまして少し書かせて戴くことにしました。

いじめは何故起こるのでしょうか?
勿論、そこには江原さんの仰られます通りに想像力の欠如がございます。
そうしてまた、ある点での弱いもの、劣ったものを見下す考え方というものがね、
社会全体に、全ての人に、存在するのですね。
それがね、いじめの根底にあるんです。

人をある一点だけで見下す、
彼らにはそれが狭い視野であることに気付けないのですね。
ですから、、別の部分で自分が見下されることにもなるんです。
そうして、想像力の欠如が原因でね、
弱いもの、苛め易い人は、自分が攻撃されないように、苛めちゃえ、
ってことになるのではないかと思いますね。

苛めたり、苛められたり、
彼らには、ご自身の考え方の核となるものが存在しないんです。
それは親の世代が信念を持っていないから、
正しい考え方を育んで来なかったから、
ですから、子供にも正しい考え方を教えて差し上げることができなかった。

感情を失ってしまっております親が多いですから、
子供も感情が育たない。
人が虐げられているのを見ましても、可哀想とは感じないのでしょうね。

例えばね、絵本を読んで差し上げる。
でもね、ただ読んであげるだけではなくてね、
「可哀想だね」とかね、
「どう思う」とか、
「悪い人、やっつけられちゃったね」とか、
弱いものいじめはいけないこと、
正義が必ず勝つこと、
そういったことを、感情の持ち方を教えて差し上げること、
でも、それは基本中の基本ですね。

親が言動一致の行動を通して、その姿で正しい考え方を教えて差し上げる、
背中でね、お手本を示して差し上げますことが大切なんです。

それとね、ご家庭の環境でもね、
過保護で甘やかされて育ちますと、痛みを知らない人間に成長しますね。
厳しく育てられますと、心に憎しみを植え付けてしまいますね。
さらには、過保護で厳しい、これはもう目も当てられないような人間に育ってしまいますね。
心が萎縮した、自分では何も考えることのできない、窮屈な、心の自由度0の、
人間になってしまいますね。

中道ということが大切なんです。
真中の在り方、
強制することなく、人格を尊重して、自己の責任で考え行動する権限を与えて、
勿論、子供ですからアドバイスして正しい道に導いて差し上げますことは必要ですけど、
自分の力で、失敗して、何度も繰り返して、上達して、自信を付けさせて、
そうやって自分の足で立てるようにして差し上げるんです。
そうしてまた、心の在り方、思い遣りの大切さ、暖かさ、人生の楽しさ、生き甲斐、様々な喜び、
可能性、様々な正しいものを与えて差し上げるんです。

そのように子供を育てておりますとね、
考える力もどんどん付いて参りますから、苛めをするなんてこともなくなるんです。
苛めに遇いましても、ご自身の力で解決することができるようになるんです。

そうは思われませんでしょうか?

by yskfm | 2006-12-29 18:38 | 第一部、想ふこと
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日々の生活や出来事など、斜め45度視線を傾けずに綴るブログ。思想から日常まで。♪オッサンぶろぐ♪♪  ☆手前味噌で口八丁手八丁足八本の世界をご堪能下さい。☆


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