うどん屋、疲れ果てる

これはね、あるうどん屋さんの話なんですけどね、

生まれつきにおうどんが好きで好きでたまらない。

高校を出てすぐに四国に渡りまして、讃岐うどんの店で見習いを始めるのですね。

27歳の頃でしょうか、一軒のうどん屋を大阪に開業しまして、

ずっと今まで頑張ってきた。

ところがね、余り人気が出ない。


うどんを打つ腕には間違いはないのです。

美味しいのは美味しいのですね。

それでもいまいち客が来ないのですね。


ご主人は悩みましたね。

うんと悩みました。

朝から晩までうどんを捏ね、ダシをとってかえしと合わせ、

次第にそれがなんだか楽しくなくなって来たのですね。

今日は休もうかなあ、暫く休もうかなあ、

今日も客は来ないんだろうなあ、

いい加減嫌になっちゃうよなあ、

と、次第にうつむき加減になって参りまして、


で、そんなご主人を見兼ねて奥さんが声を掛けるのですね。

実家の長野に帰って暫く休養しましょう。ってね。


そんなわけで長野に帰ったうどん屋夫婦。

でもね、ご主人はやっぱりうどんが打ちたいのですね。

うどんを打って人に振舞う。

みんなが美味しい美味しいって食べて下さるのです。

ご主人はなんだか忘れてたものを思い出したようでね、

なんだか嬉しくなっちゃいまして、

店にいるときより余分にうどんを打っているのですね。


でね、なんで店にいるときにうどんを打つのが嫌になっちゃったのか考えてみた。

こんなにうどんを打つことが好きなのに、何で嫌になっちゃったのかなってね。

でね、次第に分かってきたのですね。


そうかオレはみんなが美味しいと言ってくれることを望んでいたんだ。

それで客が来ないからついつい元気がなくなっちゃった。

求めるからいけないんだ。

客が居ようが居まいがどうだっていいんだ。

オレはオレが美味しいと思ううどんを楽しみながら打ってたらいいんだ。

ってね。


そうして大阪に帰ったうどん屋は目の色が変わったようになって、

店にもなんだか花が咲いたようになって客で賑わい始めるのですね。


これはね、神霊の意識と共鳴したからですね。

世の中、当たり前だと考えられておりますことでも間違いは多いものです。

ひょっとしてその殆どが間違いかもしれないぞ、って私などは感じますけど、

反省する、内省する、

それは心の中の当たり前の日常と考えていたことに焦点を合わせて、

光を投げかけて考えてみるのですね。

そうしておりましたら、

次第に本質が見えてきて、間違った考え方や生活習慣、条件反射が現れてくるのですね。

そうしてそれを修正することによって運が開き始めるのですね。


それこそが神霊のお慈悲ではありませんか。

その繰り返しでね、必ず神霊の意識と共鳴するところまで行けるのです。

導かれるのですね。
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by yskfm | 2011-07-14 09:59 | 第二部、大地
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日々の生活や出来事など、斜め45度視線を傾けずに綴るブログ。思想から日常まで。♪オッサンぶろぐ♪♪  ☆手前味噌で口八丁手八丁足八本の世界をご堪能下さい。☆


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