阿含経

時期外れの話題で恐縮でございます。

毎年ね、節分の頃になりますと、京都で盛大に御護摩が焚かれます。

金剛界の御護摩と胎蔵界の御護摩ですね。

ご存知の方はご存知かと思いますけど、

おっさんも二回ほど参拝させて戴きましたけど、


桐山靖雄さんというおじいちゃんが仏教の一宗派として阿含宗を立ち上げられましたのは、

おっさんがたしか中学生の頃ではなかったかと記憶しておりますけど、

その桐山のおじいちゃんが密教法力でもって御護摩を炊き上げるのですね。

ですからそこには様々な仏や明神がそのお姿を炎の中に顕現なされるそうなのですけど、


沢山の山伏姿の行者さんたちがその護摩壇に水を掛けたり、護摩木を放り込んだり、

山伏問答が行われたり、弓入れ式?なんてものが行われたり、

いやもう一見の価値ありのすんごいものでございます。


阿含経、

じつはこの中に、毒矢の喩えという教えがありましてね、

勿論、お釈迦様がお弟子様にお教えになられましたものなんですけど、


ある人が毒矢に討たれるのです。

その毒矢はすぐに抜き取らなくてはいけない。

そうしませんと、その人は命を落としてしまうのですから。

でも、その人は、その矢は誰がどこから放ったもので、

どのような毒が塗られていて、

と、その矢に関する全てのことを教えてくれというのですね。

毒矢を抜くのはその後だって言うのです。


これは理性的に本質を見抜かず、知性的に知識ばかり求めたがることの愚かさを教えたものなんですけど、

これをね、桐山のおじいさんは「何も言わずにだまって苦しみを抜いてやるのだ」

と解釈したのですね。

そしてその志をもって阿含宗を立ち上げたのです。


おっさんは素晴らしいおじいちゃんだなって思うのですね。


ちなみに金剛界の護摩壇は知性、愛の御護摩ですね。

これをもって人々の幸せを願うのですね。

胎蔵界の護摩壇は理性、慈悲の御護摩ですね。

マイナスの念や障りをもたらす霊等を浄化させるのですね。
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by yskfm | 2011-08-04 08:14 | 第二部、大地
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