中道

一本の細い道があるんです。
その道は光で溢れており、何人もその道を進む限り災いに遭うことがない。
神霊に護られた道ですね。

その道を挟んで、荒地が広がっておりましてね、
その向こうは険しい断崖絶壁ですね。
荒地には獣や毒虫がおりまして、毒草も生い茂っているんです。
ですから、この荒地は命を失う危険がありますね。

でも、誰も真中の道を歩こうとはしない。
怪しいとか、古臭いとか仰られるんですね。

今、どなたかに、ナイフで鉛筆を削れるか聞いてみたとします。
十人おりましたら十人とも、削れるって云いますでしょう。
でも、昔のように正しく鉛筆を削れる人は一人いるかいないかなんです。
皆、円錐形に削ってしまうのですね。

昔の人はね、鉛筆の角のところにナイフを当てましてね、
真っ直ぐに、水平になるように削ったのです。
ですから、削った鉛筆は六角錐になるんですね。

昔も同じなんですね。
どこかで間違いが蔓延ってしまう時期が何度も何度も繰り返し訪れているんです。
常識が通らない、誤った大衆の意見が正しいとされる、時代。
今もそんな時代でございますね。
でもね、それは真に人を幸せに導いて下さるものではないんです。

例えば御護符や呪術の古書があるとします。
でも、その中にも10中8、9は間違いが含まれているんですね。
昔も今と同じで間違いも沢山あったのですから。

その間違いを正すために時折に救世主のような存在が生まれて下さるんです。
救世主の教えに接することができた人は幸せな人ですね。
そうでない人は、間違ったものを頑なに信じ続けるんです。
私は前者であることができたと喜んでおりますけど。

でもね、たとえ救世主の正しい教えに接することができませんでも、
八正道に基いて、正しく考え、正しく見て、、、と
そういった生き方をしておりますと本質を見抜く力は養われて来るんです。

前述の鉛筆を削る話でもね、
正しい在り方を知っているものだけが本物か偽者かを見分けられるのです。
ですからね、本質を見抜く力、判断力を養うことは大切なことであると思います。

そのためにはね、やはり真中を通る一本の細い道、中道を歩いておりませんといけませんね。
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by yskfm | 2006-09-06 13:23 | 第一部、想ふこと
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日々の生活や出来事など、斜め45度視線を傾けずに綴るブログ。思想から日常まで。♪オッサンぶろぐ♪♪  ☆手前味噌で口八丁手八丁足八本の世界をご堪能下さい。☆


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