理想的な親子関係

実在界からこの現象界に「おんぎゃー」と転生して、
両親に祝福されて産まれ出でて参りまして、
年を重ね、経験を積んで参りますと、
当然のように親子の関係も変化して来るものでございます。

幼児期、これは両親の完全な保護の下に知識を積め込み、
現世で生きるための下地を作る期間ですね。

そうして、学童期に入りますと、次第に一人でできることが増えて参りまして、
自我も次第に完成して参ります。
少しずつ両親の保護を離れて、行動の自由度も広がって参ります。
でもまだ責任の所在は両親にありますからね、
子供の喧嘩に親が出る、とか、
子供の尻拭いを親がする、といったことも当然ある話でございます。

さらに自我が確立しまして、成人となり、
親の脛を齧らずとも自分の足で立ち、自分の手で未来を切り拓いて行く、
経済的にも社会的にも自立して生活する。
当然二十歳を過ぎますとそうなっていて戴きたいものでございますが、
それは現代におきましては少し無理なことなのかも知れませんね。

そうして、親子の関係は対等になりまして、
子は両親を「オヤジ」「おふくろ」と呼び、
両親も子を認めて意志を尊重し、自分のことは全て任せてしまうようになり、
と、これが本来の姿ではないかと思うのです。

会社の退社時刻になりますと、
「もしもし、お母さん?あ、僕だけど、今から帰ります。」
なんて恥ずかし気もなく電話しておられます方がたまにおられますけど、
或いは会社員にもなって大人同士の話し合いの中に両親が入って来る、
なんてこともありますけど、

これはまだ、親子の関係におきまして、成人できていないのではないかと思うのです。

これが、
「あ、もしもし、おふくろ?今から行くからメシ食わしてくれないかなあ。」、とか
「あ、かあちゃん?今から帰るからね。愛してるよ。」とかだったら良いのですけど、
(この「かあちゃん」は勿論嫁さんのことですね。)

両親を大切にすることと、成人していないことは違いますからね、
たとえば30才にもなって乳離れできていらっしゃらない人などは本当に恥ずかしいものだと思いますね。

でも、子が正しく成人して親子が対等な関係になりますと、
子も親も幸せになれると思うのです。
私の家庭は北朝鮮のような一種独特な家庭で、最後までそれが叶いませんでしたけど、
そのような関係になることができていたら良かったのになあ、
私も罪を背負い込まずにすんだのになあ、と思うのです。
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by yskfm | 2008-06-25 11:28 | 第一部、想ふこと
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日々の生活や出来事など、斜め45度視線を傾けずに綴るブログ。思想から日常まで。♪オッサンぶろぐ♪♪  ☆手前味噌で口八丁手八丁足八本の世界をご堪能下さい。☆


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