わしは鞍馬の大天狗じゃ

天狗はね、

一本足の高下駄を履き、

楓かなんかの大きな葉っぱを団扇代わりにして扇ぎながら、

カッカッカーッ、わしは鞍馬の大天狗じゃー

ってね、鼻高々にして威張って現れるのですね。

いえ、鞍馬の大天狗は牛若丸こと宮本義経なのですけど、

(実際にはそのようなことはないのです。義経さんは徳の高いお人で、天狗とは関わりはなく、

鞍馬は修験道の山でしたから他の行者さんが沢山天狗になっているのでしょう。)

ほら、落語にありますでしょ?

「おまえさん、菜は食いなさるか?」

「名だっか?」

中略

「鞍馬から牛若丸が出でまして、その名を九朗」

「義経、義経」

って落語。


で、どうしてこの人は天狗にならなくてはいけなかったのか、

どうして天狗の鼻は高いのか、

ってところなのですけど、

皆様の周りにはこんな人はいらっしゃいませんでしょうか?

「あたくし本物の霊能者ざますのよ。」とか、

「わしは陰陽道の陰陽師である。」とか、

「わたぁしぃ、道教のほんまもんの道士あるね。」とか、

「拙者は修験道のあじゃりでござる。」とか、

「拙者の術でおぬしの悪業を解いてやるわい。」とか、

「あなたの未来を霊視して差し上げますわよ。」とか、

「わたぁしぃのぉ 、ほんまもんの霊符使えば一発あるね。あなた万々歳あるよ。」とか、

それが事実かどうかは別としてね、

その威張り腐り様が天狗にそっくりだとはお思いになられませんか?

そうなのですよ。それがね、天狗の正体なんですよ。


少なくとも、本質が見えていて心のある人はそのように威張り腐ったりはしないものです。

本質が見えているか?

真心があるか?

本質が見えていて真心のある人ならどうするだろうか?

それがね、判断の基準ですよ。

そしてまた、天狗は執念が人一倍強いのです。

余り利用しようとはなさらない方が良いと思いますね。
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by yskfm | 2009-07-08 11:01 | 第二部、魂
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日々の生活や出来事など、斜め45度視線を傾けずに綴るブログ。思想から日常まで。♪オッサンぶろぐ♪♪  ☆手前味噌で口八丁手八丁足八本の世界をご堪能下さい。☆


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