人と人との距離

人と人との間には心地良いキョリといいますものがございまして、

これは物理的空間にも、心理的空間にも、適切なキョリを保っておきませんと、

これはえらいことになるのでございます。


たとえ恋人同士でありましても、密接するのはたまにで良いのでありまして、

普段は適度な距離を保ち、互いのプライバシーを尊重するといったことが必要になって参ります。

ズケズケモノを云い、

相手の心の中に土足で踏み込み、

恋人なんだから何をしてもいいだろうとプライバシーそっちのけで、

携帯を盗み見したり、執拗に電話を掛けるなどして束縛(拘束)して、

と、そのようなことをしておりますと必ずその関係は破綻してしまうのでございます。


これはね、家族でも、友人関係でありましても同じなのでありまして、

もし、その適度なキョリが不安を生じるというのでありましたら、

恐らくは、信頼することができていなかったり、

それが理由で心で繋がっているという安心感が欠けているのでありまして、

互いに膝を突き合わせてジックリ話し合ってみることが必要のように感じるのです。


ところがね、このキョリを必要以上に縮めて来ようとする人はいるのですね。

何故、キョリを縮めて来るのか、

それは勿論、何らかの欲心や悪巧みがあるからでございまして、

その人は充分に注意しなくてはいけないのでございます。


社会に及ぼす影響もね、

利を求める者同士が癒着しますと汚職となり、

或いはエコ贔屓が生じ、

力のある者同士が癒着しますと独裁や独占が生じ、

社会に歪みと不公平を生じますからね。

それにね、やはり近付き過ぎは余り気持ちの良いものではありませんね。


これは政党だってそうですし、

企業同士だってそうでありましょう。

暴のつく家業の方だってそうですね。

まあ、暴のつく家業の方がキョリを縮めてこられますともう目も当てられなくなりますけど、


正しい距離を保ち、

互いに客観的な視点でお互いを正しく見て、

同意できるところは同意し、

間違ったところは訂正し合い、

なあなあの関係ではなくお互いを高め合える関係、

そういった対等な関係こそが尊重するということであり、

味方となり、親友となり、ライバルと成り得るのではあるまいか、

素晴らしい人間関係を保てるのではあるまいか、

と思うのです。

まあ、強引にキョリを縮めようとする人に近付き過ぎだよとは云い難いものですけどね、

そこは勇気を持って云わなくてはいけないのかなって思いますね。

難しいことですけどね。
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by yskfm | 2009-08-03 08:25 | 第二部、大地
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日々の生活や出来事など、斜め45度視線を傾けずに綴るブログ。思想から日常まで。♪オッサンぶろぐ♪♪  ☆手前味噌で口八丁手八丁足八本の世界をご堪能下さい。☆


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